米証券リーマン関連会社が丸紅に３５１億円損賠提訴

東京都中央区の医療コンサルタント会社が、大手商社「丸紅」との共同事業を装って、病院再生事業への投資名目で巨額の資金を集めたまま経営破たん し、資金が回収不能になっている問題で、同事業に出資していた米大手証券リーマン・ブラザーズの関連会社「エル・ビー・エー」（東京都港区）は３１日、丸 紅を相手取り、約３５１億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

　関係者によると、リーマン側は、出資金が回収不能になった場合、丸紅が肩代わりするという虚偽の保証書を丸紅本社の会 議室で示され、丸紅の嘱託社員２人（３月１０日付で懲戒解雇）から同社部長を名乗る人物を紹介されたことなどから、丸紅に使用者責任があると主張してい る。リーマン側は、嘱託社員２人や医療コンサル会社元社長ら計５人に対する詐欺容疑での告訴状を警視庁に提出した。

　丸紅広報部は「訴状を見ていないが、当社に支払い義務は一切ないと考えている」とコメントしている。

ジャスダック株、大証に５０％超売却へ 日証協特別委が決定

日本証券業協会は３１日、証券トップらが参加する特別委員会を開き、傘下のジャスダック証券取引所の株式について、大阪証券取引所が５０％超を保有するこ とを認める決定をした。日証協の持ち分である約７２％から５０％超を売却することも認めた。８日に開く理事会で正式決定する。

特別委は、今後も日証協がジャスダック株の売却について大証と協議を進めていくことも確認した。

日証協以外のジャスダック株主が株式を売却しなければ、日証協が持ち分から５０％超を大証に売却する。ただ、正式な売却株数と価格については、ジャスダックの資産査定後の４月下旬にも特別委を開催して決める。

この日の特別委は、予定の１時間を大幅に超え、約２時間に渡る激論となった。３月２４日のジャスダック取締役会が、大証との統合の前提となる取引システム一本化を否決。「１人の株主」による経営権取得についても、公共性を理由に否定する決議をしたためだ。

日証協の安東俊夫会長は「全力を尽くしてさまざまな問題を乗り越えていく」とコメントを発表。ジャスダック側の抵抗を念頭におきつつ、大証との統合実現に向けた覚悟を示した。

光通信(9435)が大規模な有価証券評価損の発生を報告 株価は4日続落

主にSFCG株において有価証券評価損220億円が発生し、08年3月期決算に特損を計上する見込みとなったと発表したことが嫌気されている模様。

光通信(9435)の10時51分現在の株価は、180円安の2,760円。

一部紙によると、損失額は前期連結経常利益推定の92％に達するという。

株主優待込み配当利回りのお知らせ（2008年3月末日終値基準）

2008年3月末日のリコーリース（証券コード8566）の終値2,090円を基準とした株主優待込みの配当利回りをお知らせいたします。
通常 配当利回りは、（1株あたり配当）÷（株価）で算出されます。株主優待込みの配当利回りとは、株主優待を1株あたりに金額換算して、（1株あたり配当＋1 株あたり株主優待）÷（株価）で算出します。下記は、当社株式を100株購入した場合の株主優待込みの配当利回りを表示しています。当社の場合、株主優待 で長期保有者を優遇する制度を導入しており、保有期間が長くなるほど株主優待の金額が大きくなりますので、それも考慮に入れて作成しております。

1株あたり金額　　優待込み配当利回り
配当のみ（2007年3月期年間）　　31.0円　　　　　1.48％
株主優待（保有期間1年未満）　　30.0円　　　　　2.92％
株主優待（保有期間1年以上）　　40.0円　　　　　3.40％
株主優待（保有期間3年以上）　　50.0円　　　　　3.88％

（注）上表の株主優待1株あたりの金額は、100株を基準に計算しています。（例えば、1,000株、10,000株の場合は、1株あたりの金額が異なってきます。）
（注）利回りの計算には細心の注意を払っておりますが、誤りがある場合があります。最終的な投資判断の際は、ご自身で再度利回り数値をご確認下さい。

■参考：リコーリース株主優待の概要

◆基準株式数：100株以上一律
◆権利確定月：3月（年1回）
◆優待品：図書カードかクオ･カードの選択制
◆長期保有者優遇制度
保有期間1年未満：3,000円相当
保有期間1年以上：4,000円相当
保有期間3年以上：5,000円相当
（注）保有継続期間の認定方法については、当社ホームページをご覧下さい。
http://www.r-lease.co.jp/ir/yutai

■ギフト券があたるアンケート実施中です。（2008年3月末まで）＞
以下のＵＲＬからアクセスして下さい。

http://www.r-lease.co.jp/ir/individual/index.html

アンケートの締切りは2008年3月末日です。
みなさまのご参加をお待ちしております。

シャープ(6753)がGS証券の格下げは織り込んでプラス圏へ浮上 株価は1,700円台を示現

ゴールドマンサックス証券が「新業績予想(円高がパネルの外販に与えるリスクなどを慎重に考慮)をベースにすると、短期的な株価のアップサイドが乏しい」との判断のもと、レーティングを「買い推奨」→「中立」へ引下げている。

シャープ(6753)の13時40分現在の株価は、2円高の1,696円。