流動性提供力を持つ有力証券5社及び三菱東京UFJ銀行と『kabu.comPTS 参加者評議会』を設立
-取引所同様の競売買方式PTSを基盤に高度な電子取引を目指し本格的な取引所外電子取引市場を構築へ-
カブドットコム証券株式会社は、三菱UFJ証券株式会社、クレディ・スイス証券株式会社、UBS証券会社、BNP パリバ証券会社、日興シティグループ証 券株式会社、及び株式会社三菱東京UFJ銀行と協同で、本格的取引所外電子取引市場の構築に向けた協議を行う「kabu.comPTS 参加者評議会」を 4月1日に設立します。同評議会では、取引所同様の競売買方式kabu.comPTSのインフラを基盤とし、より高度な電子取引の実現を目指します。
■設立の背景
当社の私設取引システムkabu.comPTSは、2006年7月に国内で初めて取引所と同様の価格形成機能を持つ「競売買方式」の認可を取得し、夜間時 間帯の取引にて2006年9月より市場運営を開始しました。その後、2007年9月に他証券会社の取引参加に必要な変更認可を取得、2008年1月15日 より独自の呼値の刻みを適用、3月31日より国内PTS最長となる15時間39分の取引時間の拡大を実施するなど取引参加者がよりお取引しやすくなるよ う、機能やサービス時間を拡充して参りました。
今後さらに、取引参加者のニーズに合った形でサービス提供していくためには、PTSのイ ンフラ基盤を提供する当社と、高度なアルゴリズム取引に対応した電子取引や接続性等の先端技術、貸株運用力及び取引基盤ネットワークを持ち流動性(リクイ ディティ)の提供能力がある複数の大手証券会社に加え、MUFGのグループ総合力を発揮したPTSへの活用策を清算(クリアリング)・決済機能提供等を含 めて検討する観点から三菱東京UFJ銀行が集まり、同私設取引システムの活性化策を相互に協議・検討することが効率的かつ効果的であるとの合意に至ったも のです。
PR