ホーチミン市で8日開催されたベトナム投資に関するセミナーで、国際経済の専門家らは「ベトナムへの投資を考えている外国人投資家は、金融・証券・観光・不動産・サービスなどの分野で長期的投資を行うべきだ。ベトナムへの投資は、他のアジア諸国と比べてリスクが低い」との見解を示した。その理由として、高い経済成長率に加え、若年層の多さや中流階級の割合が増えていることなどを挙げている。
BVIM投資管理会社のブラッドリー・ラロンデ社長は、「インフレはベトナムのみならず世界的な問題であり経済成長には大きく影響しない。今年のベトナムの経済成長率は最低でも7%を上回ることは確実だ」と語った。またメコン経済研究社の代表は、「ベトナムはもはや経済の転換期ではなく急成長期にある。交通問題対策、インフラ整備、国営企業の株式化などの政策を推し進める必要がある」と指摘した。
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