水戸証券はインターネット取引システムを刷新するとともに、新たに携帯端末用取引システムを導入する。一連のシステム増強により、ネット上で扱う商品の拡充や手数料引き下げが可能になる。携帯電話端末による株取引と株価照会もできるようになる。同社のサービスは対面が中心で顧客は中高年層が多い。ネット取引を充実させることで、若年層を含む幅広い世代や地域の顧客獲得につなげる。
水戸証券は5月めどに基幹システムを自社開発から日本電子計算の証券総合システム「SIGMA21」へ移行する。同時に、インターネット取引システム「e―SIGMA21」と携帯端末用取引システム「m―SIGMA21」を導入する。
現在、ネット取引での取扱商品は上場現物株式と短期金融資産投信(MMF)に限られる。新システム導入で株式の信用取引が可能になるほか、売り買いの価格を条件付けする逆指値などの注文方法が加わる。
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