東京電力はベトナムの水力発電プロジェクトから二酸化炭素(CO2)排出量を購入する契約を締結した。同国西北部でのクリーン開発メカニズム(CDM)プ ロジェクトによるもので、2011年から2012年までに見込まれるCO2排出削減量の約30万トンの全量(制度上一部控除されるため実際は約29万ト ン)を購入する。
同プロジェクトはベトナムの水力発電事業者が総出力6万キロワット(3万キロワットの水力タービン発電機が2基)の自流式水力発電所を建設、ベトナム電力公社へ売電するもの。2011年第1四半期(1―3月)に運転を開始する予定。
東電は05年から実現可能性について事前調査を行い、07年からは子会社の東電設計が設備の詳細設計を実施するなど、プロジェクトの実施にかかわってきた。
今後も建設や保守管理などで支援していく計画。
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