ユニデンはコードレス電話の生産をベトナムの新工場へ集約する。
同社は北米市場で約3割のトップシェアを持つが、市場が飽和し販売が伸び悩んでいた。中国とフィリピンで生産していたが、人件費の安いベトナムに移しコストを削減する。中国はカーナビゲーションシステムやデジタル家電など付加価値の高い成長分野に特化し、競争力向上を狙う。
全額出資で昨年設立したユニデンベトナム(ハノイ市)が工場を建設した。敷地面積10万平方メートル、延べ床面積8万平方メートルで、試験生産を開始した。年内に従業員7000人、月産100万台の体制を整え、大半を北米へ供給する。総投資額は45億円程度を見込む。
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