トヨタベトナムは8日、国内組立車の新価格を発表した。自動車部品の輸入関税率が引き上げられたため、各車種とも100~700米ドル(約1万~7万2000円)価格が引き上げられた。新価格は4月4日以降の契約に適用される。
上げ幅がもっとも大きいのは「カムリ3.5Q」の700米ドル、「イノーバG」と「イノーバJ」は200米ドル(約2万円)の値上げ。また完成自動車に対する輸入税率が70%から83%に引き上げられたため、輸入「ランドクルーザー」の価格も9万9900米ドル(約1000万円)から10万8000米ドル(約1100万円)へ改定された。
新価格を発表したのは現時点でトヨタベトナムのみで、フォード、メルセデス、ビダムコ(GM大宇)は具体的な計画はまだないとしている。ホンダベトナムも発表はしていないが、仮に価格を引き上げることになった場合でも、「シビック」の値上げ幅は500万ドン(約3万2000円)以下になるという。
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