12日のナショナル証券取引所先物・オプション取引での売買代金は、前日の3817億6250万ルピーから上昇し4463億2780万ルピーをつけた。ムンバイ証券取引所部門別指数は、まちまちの展開となった。耐久消費財指数が1.36%、IT指数が2.15%、金属指数が2.39%でそれぞれ下落となったほか、自動車もわずかながら下げ、SENSEX値下げの要因となった。
一方で、資本財指標はわずかながら上昇して取引を終えたほか、不動産指標は1.23%の上げとなった。石油天然ガス、医療および銀行は、引けにかけてそれぞれ約1%上昇した。
金属株は売りが集中し下落。ヒンダルコ・インダストリーズは6.51%安の189.70ルピー、158万6千株の出来高で、SENSEX指名銘柄で最も値を下げた。タタ・スティールは日中の最高値838ルピーから急落、6.48%安の766ルピーをつけた。同社は2006年12月期第3四半期から2007年12月期第3四半期にかけて総所得を428.61%増の3209億6030万ルピーと急伸させ、そのうち連結純利益は34.22%上昇の141億5540万ルピーであったと発表した。
IT株の中心銘柄はルピー相場への懸念により午後の取引で下げが続いた。インフォシスは3.41%安の1379.90ルピー、サティアム・コンピュータ・サービスは4.74%安の377.10ルピー、ウィプロは0.22%安の391.50ルピーでそれぞれ取引を終えた。
その他の大型株では、DLFが5.49%、リライアンス・コミュニケーションズが2.29%、タタ・モーターズが2.06%の下落となった。
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