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フォードはGMに比べ、多くの部分で良い状態にある。信用逼迫(ひっぱく)が起きるかなり前の06年に、大半の資産を担保に180億ドルを調達していたことが奏功した。
GMのリチャード・ワゴナーCEOは、先月の議会証言で、「政府からの融資を得られなければ、オバマ次期大統領が来年1月に大統領に就任するまでに手元資金が底をつく恐れがある」と述べ、「GMは100億-120億ドルを必要としている」としていた。ところが今週2日の記者会見でヘンダーソン社長は、「120億ドルの融資に加え、60億ドルの融資枠設定を要請している」と語った。
その一方でGMは、納税者へのワラント(新株引受権)付与や、債権者の償還優先度引き上げの可能性に言及したほか、12年ごろに債務を返済する方針を示した。ヘンダーソン氏は「GMは同年までに北米部門を収支トントンにできると確信している」とした。
GMは今週、債券保有者やUAWと、同社の債務を300億ドル削減、あるいは半減させるための話し合いを始める予定。債券保有者には、債券と同社株との交換を求める。またUAWとは、10年に退職者への支払いを始めることになっている医療保険信託基金への債務の再編について交渉する。
ヘンダーソン氏は、「GMのバランスシート改善の試みは事実上、法廷外での破たん企業再建のようなものだ」と認めている。GMは議会で、事業規模縮小のため、「サーブ」部門売却を検討するほか、「サターン」ブランドを売却または統合する可能性があると説明した。また、車種の数を現在の60から40前後に減らす方針を示した。
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