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武田薬品がミレニアム買収、総額88億ドルで合意

買収で腫瘍部門の世界リーダーになるというタケダのビジョンが加速。

 武田薬品工業株式会社(東証:4502)とミレニアム・ファーマスーティカルズ社(Millenium Pharmaceuticals, Inc.,ナスダック:MLNM)は10日、武田が1株あたり25・00ドルの株式公開買い付けを通じて約88億ドルでミレニアムを買収することで最終合意に達したと発表した。買収完了とともにミレニアムは武田の全額出資子会社となり、独立の事業部門として米マサチューセッツ州ケンブリッジで引き続き事業を行う。ミレニアムは武田の1企業であるミレニアム・ファーマスーティカルズ社となる。

 ミレニアムは有力なバイオ医薬品会社。米国ではミレニアムは注射用ベルケイド(登録商標;一般名ボルテゾミブ)― 85カ国以上で承認された市場をリードする新しい腫瘍製品― を販売している。ミレニアムは革新志向の発見、開発部門を持っており、それが腫瘍、炎症分野の新しい製品候補のパイプラインを進展させている。これには2008年末/2009年初めに第3相試験に入る見込みの炎症性腸疾患(IBD)の有望な治療薬が含まれている。ミレニアムの2007年の売上総額は約5億2800万ドルだった。

 ミレニアムの買収は、腫瘍薬の発見、開発、規制問題、商業化の分野で必要十分な量を確保する腫瘍部門の世界的なリーダーになるという武田のビジョンを加速する。ミレニアムと武田は補完的な研究、開発、商業化能力を持っており、強力な医薬品開発エンジンを新たにつくり出し、新たに生まれる医薬品パイプラインの可能性を加速できる可能性がある。

 武田の長谷川閑史社長は「ミレニアムはフラッグシップ製品のベルケイドをはじめとする武田の腫瘍ポートフォリオを大幅に強化し、臨床的に差異化した高品質の製品候補でパイプラインをさらに強化する。武田は患者看護の標準を改善する新たな治療法を提供して腫瘍部門の世界的リーダーになることにコミットしている。ミレニアムはしっかりした経営チームに率いられて強力な発見、開発、商業化能力を持っている。ミレニアムのデボラ・ダンサイア社長兼最高経営責任者(CEO)と現在の経営チームが同社の経営を続ける意向であることを喜んでいる。起業的、革新的文化をつくり出してきたミレニアムの従業員がとどまることを強く希望している」と語った。

 ダンサイア社長兼CEOは「この活気に満ちた組織を築き上げた従業員の献身と情熱を非常に誇りに思っている。武田グループに入っても成功が続くことを期待している。両社は患者のために画期的な医薬品を開発し、腫瘍部門の世界的リーダーとなり、IBD製品候補の世界的領域を拡大するというビジョンを共有している。この買収がこのビジョンを加速して、患者、株主、従業員に大きな価値を提供する助けになることを期待している」と述べた。

 武田がミレニアム買収で期待している主な戦略的利点は次の通り。

 ― 経験豊かな経営チームと有能な従業員を伴う完全統合された発見、開発、商業化プラットフォームへのアクセス提供
 ― 近い将来に世界的な大ヒットになる可能性があり、成長して市場をリードしている腫瘍製品のベルケイドの追加
 ― タンパク質のホメオスタシス(恒常性)という新たな研究分野の専門知識を含むミレニアムの世界クラスの医薬品発見組織へのアクセス供給
 ― ミレニアムの実証済みの医薬品発見能力と規制の専門知識の活用。これによって武田はベルケイドを敏速に市場に出すことができる
 ― ミレニアムの経験豊かな販売要員、腫瘍学の思想リーダーたちとの確立された関係、将来の製品発売に評価の高いマーケティング能力の活用
 ― 武田の世界的なGIパイプラインが拡大し、新しい抗アルファ4ベータ7抗体、IBD治療用の経口CCR9阻害剤が追加される

 ▽財務
 武田は手持ちキャッシュで買収資金をまかなう。株式公開買い付け、第2段階の合併について財政的条件はない。

 武田は買収によって2010年3月に終わる会計年度中から買収関連の償却前の収益が向上するとみている。ミレニアムが加わることで武田の成長プロファイルは直ちに向上する。

 ▽取引条件
 買収はミレニアムの発行済み普通株全株に対する全額キャッシュの株式公開買い付けとして構成されており、これに続いて合併が行われ、ミレニアムの残り株式が公開買い付けで支払われるのと同じ価格の1株あたり25・00ドルを受け取る権利に転換される。

 この取引はミレニアム、武田両社の役員会で満場一致で承認された。

 この取引は完全希釈化ベースでミレニアム普通株の過半数の提供、および1976年のハート・スコット・ロディノ反トラスト改善法と外国法律圏の反トラスト法によって適用可能な待機期間の終了を含む完了条件の達成が前提である。この取引は2008年第2四半期に完了の見込みである。

 武田が全額出資している武田アメリカ・ホールディングス株式会社はこの取引達成のために全額出資子会社のマホガニー・アクイジション社を設立した。株式公開買い付け完了後の合併でマホガニー・アクイジションはミレニアムと合併し、その存続会社が武田の間接的な全額出資子会社となる。

 ▽電話会議、ウェブキャスト情報
 武田は日本で日本時間4月10日午後8時(米東部夏時間午前7時)に日本語による投資家会議、午後10時(同午前9時)に英語による投資家電話会議を開催し、この取引について話し合う。英語による電話会議の電話番号は1-877-887-6076、参加PINは160938#。両会議の電話会議録音は数日以内に武田のウェブサイト(http://www.takeda.com)で聴くことができる。

 ▽武田について
 武田の創立は1781年、所在地は大阪で、主に医薬品に集中している研究ベースの世界的企業である。日本最大の医薬品会社、業界の世界的リーダーの1つとして、武田はすぐれた医薬製品を開発することによって個人のよりよい健康、医療の進歩のために努力することを約束している。

 武田に関する追加的な情報は同社ウェブサイト(http://www.takeda.com)で入手できる。

 ▽ミレニアムについて
 米マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く有力な医薬品会社のミレニアムは、新しいがん製品のベルケイドを販売しており、製品候補の堅実な開発パイプラインを持っている。ミレニアムの研究、開発、商業化活動は2つの治療薬分野― 腫瘍と感染症― に集中している。ヒトゲノムについての知識、病気のメカニズムついての理解、工業化された医薬品発見プラットフォームを応用して、ミレニアムは革新的な製品候補のエキサイティングなパイプラインを開発している。ミレニアムに関する追加的な情報は同社ウェブサイト(www.millenium.com)で入手できる。

 ▽助言会社
 武田のためにUBSインベストメント・バンクが独占的な財務助言会社となり、エドワーズ・エンジェル・パーマー&ダッジLLPが法律助言会社となっている。ミレニアムのためにはゴールドマン・サックスが独占的財務助言会社となり、ウィルマーヘールが法律助言会社となっている。

 ▽追加情報
 このプレスリリースが述べているミレニアムの発行済み普通株に対する公開買い付けはまだ始まっていない。このプレスリリースはいかなる証券の購入申し出でも、販売申し出の勧誘でもない。ミレニアム普通株購入の勧誘、申し出はマホガニー・アクイジション社が米証券取引委員会(SEC)に提出予定の購入申し出と関連文書に従って行われる。公開買い付けの開始時にマホガニー・アクイジションはスケジュールTOによる公開買い付け届出書をSECに提出し、ミレニアムはスケジュール14D― 9に基づいて公開買い付けに関する勧誘/勧告文書を提出する。公開買い付け届出書(購入の勧誘、関連の伝達文書、その他の文書を含む)と勧誘/勧告文書は重要な情報を含んでおり、公開買い付けについて決定を行う前に慎重に読んで考慮すべきである。これらの文書はミレニアムの全株主に無料で送付される。さらに、これらの文書のすべて(およびミレニアムがSECに提出するその他の文書のすべて)はSECのウェブサイト(http: //www.sec.gov)で無料で入手できる。投資家および証券所有者はhttp://www.millenium.comでもミレニアムがSECに提出した文書の無料コピーを入手できる。
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