運用期間が3年以上の追加型株式投資信託1559本について、純資産額10億円以上のファンドを対象にして、3年前に1万円を投資した場合の今年4月末時点の価値を1万円の投資成果としてランク付けした。
4月の米株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げや相次ぐ資金供給により、金融市場は徐々に落ち着きを取り戻し、ダウ工業株30種平均 は4・5%上昇した。一方、国内株式市場は過度の信用収縮懸念が後退したことや円高・ドル安の一服も株式への買い安心感へとつながり、東証株価指数 (TOPIX)は12・0%上昇した。3月には再度下値を模索していた中国・香港市場も、ハンセン指数が12・7%、上海総合指数が6・3%とともに上昇 した。
こうした中、ランキングを見ると、中国株ファンドが依然として好調で、3月に続き今回も上位を独占した。前回に続き1位となった「JF チャイ ナ・アクティブ・オープン」は、レッドチップ銘柄の組み入れ比率が高く、業種別ではエネルギー、銀行の組み入れ比率が高い。2位の「フィデリティ・チャイ ナ・フォーカス」は、銀行、エネルギー、資本財セクターに比重を置いているのが特徴。3位の「SG 中国株ファンド」は、香港H株の組み入れ比率が高く、 業種別では金融、電気通信サービスの組み入れ比率が高い。
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