中国の三大自動車メーカーの一つである東風汽車集団股フェン有限公司[香港上場、東風汽車集団(ドンフォンモーター)、0489]の2007年における経常利益伸び率は前年比で39.3%に達し、モルガンスタンレーの予想を5%上回った。また、昨年の自動車販売台数が26.4%増加したほか、粗利益率も0.2ポイント改善。さらに財務コストが11.2%圧縮されたことから、同証券では今後も業績の成長が持続するとし、今年の予想EPS(1株当たり利益)を0.43元から0.45元、来年も0.52元から0.54元に引き上げることで決定。レーティングは「オーバーウェイト」とし、目標株価は5.8香港ドルに設定している。
同証券は、今年第1四半期に傘下の東風日産と東風本田の販売量が前年同期からそれぞれ35%、70.5%と大幅に伸びたことを指摘し、同社は今年も好調なスタートを切っていると評価している。
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