国会財政予算委員会が5日に開催した財政赤字に関するセミナーで、経済専門家らは「政府の支出過多がインフレの一因であり、支出を削減する必要がある」との見解を示した。国際通貨基金(IMF)によると、ベトナムの財政赤字の国内総生産(GDP)比率は6.6%に達しており、国会で承認された5%を超えているという。
計画投資省金融財政局のレ・クオック・リー局長によると、財政赤字は過去8年間で年間17~18%と高い割合で増加している。また、2001年には政府支出額のGDPに対する割合は26.5%だったが、現在は約40%まで上昇している。リー局長は「費用対効果の低いプロジェクトの延期や目標数値の見直しを行うなど、政府支出を削減する必要がある」と強調した。
ニュース:投資の天才PR
COMMENT