東芝は、インドのジンダル・サウス・ウェスト(JSW)グループと、火力発電設備の製造、販売を目的の合弁会社を設立することで合意したと発表した。
設立は08年6月の予定。資本金は5000万ドル。
JSWは、鉄鋼会社や発電事業会社を傘下に持つ財閥系大手企業グループ。発電機器向けの鋼材などの製造、販売や、発電事業の強化を目指しており、拠点整備を目指す東芝との事業強化の方向性が一致した。
新会社の出資比率は東芝75%、JSWグループ25%。発電効率の高い超臨界圧方式を採用した大規模の蒸気タービンや発電機の設計、製造、販売、サービスを行う。09年9月に生産開始の予定。新工場では、年間300万KWの生産体制を確立する計画。
同社では、昨年8月にインド最大の民間電力会社、タタ電力から超臨界蒸気タービンと発電機を受注しており、現地に拠点を整備することで、火力発電で中国に次ぐ大市場であるインドに本格的に参入し、事業拡大を図る考え。
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